XMでは合計8つの複数口座を利用することができます。
XMでは3つの口座タイプが用意されているので、上手に使いわければトレードが行いやすくなるはずです。
一方で複数口座を保有していれば、管理面で大変になったりすることもあります。
この記事では、複数口座を利用するメリットや、注意点について紹介します。自分に合った複数口座の利用ができるように、考えていきましょう。
目次
追加口座で複数口座の運用が可能に
XMで複数口座を利用するためには、新規口座開設後に追加口座の手続きを行う必要があります。
マイページ内にある「追加口座を開設する」をクリックしましょう。
取引プラットフォームや口座タイプなどの選択肢をすべて選んだら、「リアル口座開設」をクリックします。
登録しているメールアドレスに、口座番号やサーバー名の通知が来るので、それを元にトレードを行いましょう。
追加口座では新規口座開設ボーナスが付与されない
追加口座を開設するときに覚えておきたいことが、新規口座開設ボーナスの対象とはならないことです。
入金ボーナスについては、口座ごとに適用されるわけではありません。
すべての口座を足し合わせて、一人あたり合計50万円までが入金ボーナスの範囲となります。
XMポイントについても、同様に、すべての口座でポイントやステータスが共有されます。
このように、XMのボーナスは、口座当たりで考えるのではなく一人当たりで考えるということを覚えておきましょう。
XMで複数口座を使うメリット
複数口座を作成するメリットは、多様な取引プラットフォームを利用できることです。
うまく利用すれば、取引の幅も広がるでしょう。
複数の口座タイプを利用できる
XMでは3つの口座タイプが用意されており、それぞれ、スプレッドの狭さや取引量の大きさが異なります。
口座タイプ | ボーナス | 最小取引単位 | スプレッドの狭さ |
マイクロ口座 | 有 | 10通貨(MT4)
100通貨(MT5) |
普通 |
スタンダード口座 | 有 | 1000通貨 | 普通 |
XM ZERO口座 | 新規口座開設ボーナスのみ | 1000通貨 | 狭い |
新規口座開設時には、3つの口座タイプのうちどれかを選択することになりますが、その後追加口座の開設によって、複数の口座タイプを利用できるようになります。
お試し感覚でXMを利用したい方は、まずは取引単位の小さいマイクロ口座で新規口座開設を行い、その後スタンダード口座を追加してもよいでしょう。
スキャルピングを行いたい方は、スプレッドの狭いXM ZERO口座を利用するでしょう。
ただし、ZERO口座はボーナス面で冷遇されているので、追加口座で選択することをおススメします。
また、スイングトレードはスタンダード口座で、スキャルピングやデイトレードはXM ZERO口座で行うなど、手法ごとに口座を使い分けるのも有効な方法です。
MT4とMT5両方使える
複数口座を利用すれば、MT4とMT5の両方を使うことができます。
MT4は世界で最も普及しているFXの取引プラットフォームです。
一方で新バージョンのMT5も、MT4よりも高性能なことから多くのトレーダーが利用しています。
比較項目 | MT4 | MT5 |
動作スピード | 普通 | 速い |
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 |
EA(自動売買)の種類 | 豊富 | 少なめ |
インジケータの種類 | 豊富 | 少なめ |
使える海外FX業者 | ほぼすべて | MT4よりは少ない |
高性能なMT5、インジケータのカスタマイズ機能が豊富なMT4、どちらも利用するメリットがありますが、同一口座ではMT4かMT5のどちらか一つしか使用できません。
新規の口座開設(1回目)時にMT4を選んだ場合は、追加口座の開設(2回目)時にMT5を選択すれば、XMでMT4とMT5を両方利用することができます。
XMで複数口座を使うときの注意点
ここまで複数口座を使用するメリットを紹介しました。しかし、複数口座を利用するときの注意点もあります。注意点に気を付けて、複数口座を上手に運用していきましょう。
休眠口座は削除しよう
複数口座を使用すると、使用しない口座が出てくることがあります。
XMの規約で90日間以上取引や入出金のない口座は休眠口座となり、翌月以降月額5ドル相当の手数料が発生します。
もしも残高が5ドル未満の場合は、残高すべてが無くなります。残高が0の場合は、凍結口座となり、その口座は2度と使用できなくなってしまいます。
残高があって使用していない口座がある場合、余計な費用がかかってしまうので、こまめに解約するようにしましょう。また、本当に必要な場合のみ追加口座を開設するよう心がけてください。
両建てに要注意
XMでは、多くのFX業者と同様に、同一口座内の両建ては禁止されていません。
しかし、複数口座をまたいでの両建ては禁止となっています。
口座Aでドル円の買いポジションを持っている場合、口座Bでドル円の売りポジションを持つことはできません。
この理由はゼロカットシステムが存在することと関係しています。
スイスフランショックのような相場の急変に巻き込まれた場合、両建てを行っていれば片方のポジションで大きな利益が出る一方、もう片方で大きな損失が発生します。
しかし、ゼロカットシステムがあると、損失をXMが補填しなければなりません。
反対に利益は取り消すことができないので、不公平になるというわけです。
もしも、口座をまたいだ両建て取引が発覚すれば、取引結果が取り消しになってしまうので注意が必要です。さらに、悪質な場合は口座凍結になってしまいます。
資金移動でボーナスも移動
口座間で資金移動を行うとき、気をつけたいのがボーナスも移動するということです。
ボーナスは資金移動額の割合に応じて、一緒に移動します。
A口座からB口座に資金移動することを考えてみましょう。
・A口座⇒残高10万円+ボーナス10万円 有効証拠金20万円
・B口座⇒残高5万円 有効証拠金5万円
A口座からB口座に5万円を資金移動するとしましょう。
A口座から移動させる資金の割合は合計残高10万円のうち5万円、つまり1/2です。
このとき、ボーナスも同じ割合の1/2移動することになります。ボーナス10万円の1/2である5万円も同時にA口座からB口座に移動します。
資金の移動後は、A口座とB口座の残高とボーナスは以下のようになります。
A口座・・・残高5万円+ボーナス5万円 有効証拠金10万円
B口座・・・残高10万円+ボーナス5万円 有効証拠金15万円
ボーナスの取り扱いにも注意しておきましょう。
まとめ
今回はXMでの複数口座についてご説明しました。
注意点はあるものの、複数口座を持つことによるメリットもあります。
複数口座を検討されている方は上手に使い分けて、快適な取引をするようにしましょう!
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